小説 STAY(STAY DOLD) New Romantics 第ニ部STAY(STAY GOLD) 第九章5 大王の体は数日経ってもがりの宮に安置された。 都を悲しみが覆い、賑々しい声はすっかりひそめられた。大路小路の往来の人々は誰も彼もが笑みを忘れ、肩を落として下を向いて歩いている。 実津瀬も暗い顔で共を連れずに外出し、日が暮れる前に邸に帰ってき... 2025.12.15 小説 STAY(STAY DOLD)未分類