2026-03

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小説 STAY(STAY DOLD)

New Romantics 第ニ部STAY(STAY GOLD) 第九章18

大王が変わると斎王も変わる。有馬大王の御代の斎王に選ばれた桂が伊佐に旅立つ儀式が行われようとしている。 斎王に決まってから桂は王宮に行って博士や神官から斎王の役目を学んだ。出発の三日前からは禊をして王宮の一室に用意された部屋で過ごし、出立の...
小説 STAY(STAY DOLD)

New Romantics 第ニ部STAY(STAY GOLD) 第九章17

芹と淳奈が突然の降雨で庭に足止めになった日から三日後。淳奈は元気に外を走り回っているが、部屋でせっせと実津瀬の伊佐に着けていく衣類の支度をしている芹はなんだか体がだるく感じていた。淳奈が庭で摘んだ花を持って部屋に駆け込んできて、それを迎える...
小説 STAY(STAY DOLD)

New Romantics 第ニ部STAY(STAY GOLD) 第九章16

部屋に戻った芹はすぐに淳奈の着ているものを脱がせて、もう一人の侍女である編に風呂の用意をするように言った。「もうすぐ整います」 雨の中、芹と淳奈が庭に出て帰ってこないことを心配し、戻ってきた女主人が何を言うのか予想した侍女たちはすでに支度を...
小説 STAY(STAY DOLD)

New Romantics 第ニ部STAY(STAY GOLD) 第九章15

毎夜、実津瀬は芹の隣に体を横たえると手を握り、体を抱いた。 伊佐に行く前の義務のように。 そんな思いが芹の心の中で湧き上がるのを抑えるように、芹は実津瀬の背中に手を回す。 昼間は淳奈の相手をしながら、実津瀬の伊佐行きの準備をした。 斎王が都...
小説 STAY(STAY DOLD)

New Romantics 第ニ部STAY(STAY GOLD) 第九章14

榧が王宮に囚われてしまったことで、五条岩城は暗く沈んだ毎日を送っていた。まだ榧がいないことが現実と受け止められず、皆、ふっと顔を上げたら庇の間に足音もさせず入ってきて、恥ずかしそうに微笑む榧がいるのではないか、と思うのだった。 蓮が典薬寮に...
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