小説 Waiting All Night Infinity 第三部 Waiting All Night107 その時階の下に立つ実言に駆け寄ってきたのは荒益だった。大王軍が山頂の守りを突破したのに乗じて、荒益は礼を部屋に残して大王軍に合流したのだった。その荒益が、実言に言った。「実言、私に朔を受け取りに行かせてくれ」「……荒益……しかし……」 実言... 2020.10.10 小説 Waiting All Night