小説 Waiting All Night Infinity 第三部 Waiting All Night44 宮廷の門を出ると、荒益は真っすぐに邸に帰っていった。二条の西にある邸までの道のりは、先ほど実言に訊かれた朔のことを考えるのによい距離だった。 宮廷で妻の朔は何をしていたのだろう。 平静を装って、姉である幹妃の用事を手伝ったのだろうと言ったが... 2020.06.06 小説 Waiting All Night